2012年10月08日
書く
お子様を持つ保護者の皆様
お久しぶりです。
このところ更新が滞っていました。
知らぬ間に10月に入り
やっと秋らしくなりました。
とても過ごしやすい気候です(^^;)
岩出のほとんどの小中学校では
運動会(体育祭)を終えたのではないでしょうか。
遠足や発表会など
文化的行事は
これから11月にかけてが中心です。
めまぐるしく動く秋(二学期)ですが
学習もさらに深まってきます。
さて
先日TVでも取り上げていましたが
最近は字を書く機会が非常に少なくなり
活字離れが進んでいます。
というか
漢字が書けなくなっています。
PCや携帯(今やスマホ)など
電子ツールの普及が
ほぼ100%に近づく現在
我々大人でも漢字が書けなくなりつつあります。
ましてや
物心ついた時から
電子ツールに触れている子供たちは
なおさらです。
漢字は日本語の文字のルーツです。
日本の文化です。
その漢字が書けなくなりつつあるのは
困ったものです。
かくいう私も
ものを書くのは今やPCです。
紙にペンを使って書くという動作は
ほとんどありません。
このままどんどん進んでいけば
未来の国語教育はどうなっていくのでしょう。
昔はノートに
延々と長い文章を書き写したり
同じ漢字を
何度も何度も繰り返し書く練習を
させられました。
読む
書く
このことは
とても大切にされてきました。
「識字」 という言葉も
よく使われました。
どんなに時代が進んでも
この二つ(読み書き)は
国語の教育には欠かせないと
私は思っています。
学習塾を始めるにあたっても
この二つは常に意識していくつもりです。
学習の手段としての電子ツールの可能性は
とても魅力的です。
大いに利用したいと思います。
ただ根底には
文字(漢字)を
書いたり
声を出して読んだりする
プラズマティズム(経験主義) 的な学習を
必ず取り入れるつもりです。
勉強というものは
効率だけを重視しても
楽して成果は上がりません。
最終的には
地道な努力が結果を生むのです。