プロフィール
未来の塾長
未来の塾長
和歌山生まれ和歌山育ち
和歌山の土地と自然を
こよなく愛する岩出市民
1955年生まれ 男性
趣味
バドミントン
アウトドア
(釣・登山・キャンプ)

<教員免許>
小学校教諭
中学校教諭
高等学校教諭


和歌山県公立高等学校教諭
すざき塾
塾長 須崎博文

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☎0736-60-3666
✉suzakijuku_iwade    @yahoo.co.jp

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岩出市中黒558-1

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2015年
6月1日(月)

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2012年04月22日

ゼロベース理解

低学力生徒の成績を向上させるためには

「ゼロベース理解」 を実現する必要があります。




それはどういくことか・・・


低学力の生徒の多くは

「授業がまったく頭に入っていない」 のです。


受けた授業の中で

「わからない部分がある」 というレベルではありません。


ほとんど憶えていないのです。


そうなると例えば

学校で既に不定詞の単元を終えていたとしても

「そもそも不定詞とは」から

教え直さなくてはならないケースが多くなります。


悪くても2割か3割は憶えているからそこから教える 

と言うことではなく

ゼロから教え直して理解させる 

という覚悟が必要です。



これが 「ゼロベース理解」 です。




「学力が低いとはいえ

一度学校で習っているんだから

授業で学んだことを前提に

ピンポイントで分からないところだけ教えれば良い」





多くの学習塾ではこのように考えます。


しかし

たいていの場合

この認識は裏切られます。




低学力の生徒は

理解のペースが遅く

なかなか前には進めません。


また

一度教えただけでは理解しない事も多く

同じ単元を繰り返し行う必要があります。



これをマンパワーで行おうとすると

大変な手間(労力)や時間がかかってしまいます。





普通

学習塾では

「ゼロベース理解」を実現させることは不可能です。




というかそこまではやりません。

(中には収益度外視のボランティア塾があるかもしれませんが・・・ )




「ゼロベース理解」を実現できないと

低学力生徒の成績を上げることはできません。




私はそれを実現するシステムを検討しています。


そして実現させたいと思います。





「ゼロべ-ス理解」

低学力の生徒だけではなく

普通の成績以上の生徒にも有効です。


ゼロベースで理解させることが出来るということは

学校でまだ習っていない部分

すなわち予習型学習

先取り学習が可能だからです。


先取りでの学習が可能になると

生徒は学校の授業で手を上げられるようになります。


その結果

自信がつき

勉強がますます好きになり

勉強時間が増えるという

プラスのスパイラルが生まれます。



「ゼロベース理解」というのは

どの生徒にも有効なのです。


  


Posted by 未来の塾長 at 10:38Comments(0)

2012年04月17日

高校白書



先日の日経新聞

「高校における授業理解」に関する記事がありました。



2011年度都立高校白書によると

高校生が「授業の内容を十分に理解している」と思う

と答えた割合がわずか 9.3% にとどまり

さらに

大学関係者らの質問で

大学の

「新入生が高校卒業時に習得すべき学力があるかどうか」

と聞いたところ

「備わっている」と回答した人は 4.4% だそうです。



「多少そう思う」「多少備わっている」というのを加えると

30~40%にはなるものの

少なくとも過半数以上の高校生は

十分な学力を備えていないことになります。


この調査を見る限り

現在の高校教育における

「学力の定着に課題があること」(日経新聞)

が浮き彫りになっています。



ただこの問題は

今に始まったことではありません。



5年前も

10年前も

20年前も

同じようなことが言われていました。



校内暴力が吹き荒れた


1970年代終盤から1980年代序盤




学級崩壊という文字が

メディアを賑わせた1990年代




学力や教育に関する問題はいつの時代でもありました。


学力低下の問題は常に存在しました。



戦後教育制度における

限界のようなものを感じます。




実際

低学力の生徒ほど

少人数で丁寧な指導を必要とします。



一度理解の遅れた子供は

画一的な公教育の指導体制では

追いつくことは至難の業です。



よりキメの細かい指導をしていくためには

マンツーマンに近い教員体制も必要です。



色んな雑務に忙殺されている

現在の教育現場では不可能です。



思い切った制度改革にはお金もかかります。



それを

今の日本の政治に期待するのは難しいでしょう。

(それでなくても教育予算がどんどん削られる現状)



結局

我が子の学力は親が責任を持ってつけてやる 以外

今のところ方法がないのが実情でしょう。



学習塾

微力ながらその手助けをしていくしかありません。



現在の学校教育が抱えている課題を

少しでも解決できるなら

私は喜んでその手助けに参加したいと思います。



「授業の内容を十分に理解」できる子供たちが

一人でも多くなるよう

確かな学力をつけた子供たちが

学校で生き生きと授業に取り組めるよう



そのための

様々なサポートをしていける学習塾を作りたいと思います。
  


Posted by 未来の塾長 at 08:59Comments(0)教育

2012年04月08日

質より量




学力を向上させるためには

まず学習をしなくてはなりません。(当たり前ですが)




よく学習は 量より質が大事 と言われます。


確かに効率よい勉強は大切です。



ただ

小学校~中学校レベルでは

まずしっかりと学習時間を確保することが

重要になってきます。



つまり

質より量 です。




基本的学習習慣を身につけたり

基礎的学力を養うには

絶対的学習時間が必要です。



その上で

ムダのない効率的な学習方法を行うことで

確実に学力は向上します。




いくら要領よく勉強するといっても

1日5分や10分では

学力が付かないことは当然でしょう。

(まったく付かないとは言いませんが・・・)





私は

小学校では1日1時間

中学校では1日2時間

絶対的学習時間と考えます。




これを毎日継続します。




小学生なら

15分4回

または

20分3回

でもOKです。


とにかく必ず毎日行います。



もちろん学習能力の向上につれて

時間を増やすのはかまいません。



ただやってみるとわかりますが

時間を増やすと継続がけっこうハードです。



まずは絶対的学習時間

毎日継続することをおすすめします。


一定時間を継続することによって

着実に知識は蓄積されます。



1ヶ月が過ぎ

半年が過ぎ

1年が過ぎる頃には

間違いなく成績は上がっています。



この点に関しては

運動も勉強もlまったく同じです。


このやり方で一定レベルまで到達できます。



問題はこのあとです。



ここから上にいくには

ただがむしゃらにやるだけでは無理です。



100人が100人

1日10時間勉強すれば

全員東大or国公立医学部入試に合格できる

とは限らないのです。




私はそれでよいと思います。



  


Posted by 未来の塾長 at 20:55Comments(0)学習