2012年06月28日
輝くために必要なこと
人間一番輝いているとき
自信に満ちています。
これは大人でも子供でも同じ。
学習が進み理解が深まってくると
子供たちの顔つきも変わってきます。
きらきらと輝いてきます。
自信に満ち溢れています。
私は
そんな子供たちを見たいため
学習塾を開校しようとしているのかもしれません。
バドミントンで
女子ダブルスペア 「オグシオ」 として
一躍有名になった
潮田玲子さん
彼女は今
混合ダブルスの世界で頑張っています。
その彼女が考える
輝くために必要なこと3つ
・(目標達成のための)意欲
・努力
・自信
スポーツ(アスリート)の世界はとても過酷です。
そんな中で自分を輝かせるために
上に挙げた3つが必要だとか。
トップを極めようという立場の人が
発する言葉は
重みがあります。
とても参考になります。
3つの必要なことは
学習(勉強)にも通じます。
子供たちが
意欲 を持って
努力 し
自信 に満ちて
学習に取り組む姿は
とてもすばらしいことです。
未来の私の教室では
輝いている子供たち が見えます。
2012年06月24日
完全自立
ブログタイトル下の説明にも書きましたが
私が3年後に開校を検討している学習塾は
完全自立型個別指導塾 です。
完全自立とは
簡単に言えば
生徒が主体的に学習を進める ということです。
自らの意思で学習計画を作成し
自らの意思で学習内容を理解し
自らの意思で問題を解き
自らの意思で解決(完結)できる。
最終的には
学習塾に来なくても
各自の定めた目標を達成できる生徒を育てることです。
(いいのかなこんなこと書いて・・・)
先生の指示がなければ
「何をしていいかわからない」 という
「指示待ち生徒」 は作りません。
自分が定めた目標に向かって
何をすればよいか自分で決められる生徒を育てたいのです。
そのためのサポートをする学習塾を作りたいと思っています。
これは生徒本人だけでなく
保護者である親の意識も変らなくてはいけないので
なかなかすぐ結果が出るとはいかないかもしれません。
指導者には経験・実績・スキルが必要になってきます。
知識を教えること(ティーチング)は
そんなに難しくはありません。
でも
生徒にモチベーションを保たせながら
自立を促すことは
とても困難なことです。
前にも書きましたが
コーチングというスキルがないと難しいと思います。
保護者の皆様は
これから学習塾を選ぶ場合
コーチングができる塾かどうか
ぜひ見極めてください。
2012年06月20日
集中力
ある塾のチラシがあります。
そこには
小学生は 90分
中学生以上は 100分
新学習指導要領に対応するためには
学習量を増やす必要性を強調しています。
別に
新しい学習指導要領に対応するまでもなく
これは当然のことです。
学力向上のベースとして
絶対的学習量は必ず必要だからです。
ここで私は
集中力 ということを考えます。
はたして
小学生が
90分(1時間30分)もの時間を
集中して学習できるのか?
校種によって若干開きはありますが
学校では50分を標準とした授業が行われています。
(小学校 45分 中学・高校 50分)
この45分~50分でさえ
生徒はなかなか集中できないようです。
ちなみに大学では90分が標準です。
というか大学でも90分です。
大人でも子供でも
集中力を発揮できるのは
だいたい 15~20分 ぐらいです。
(ただし 個人差があります)
50分であれば
間に 5~10分程度 の休憩を入れるのが
効果的だと思います。
休憩といっても
学習の流れの中で
ちょっと頭を切り替える(休める)程度で良いと思います。
2時間3時間 「連続」 して学習しても
学習効果という点では
「たくさんやったなぁ~・・・」
という満足感だけでしょう。
ただやみくもに学習時間を増やし
だらだらやるのは
結果的に学習効率を下げるだけなので
その点は指導する側も注意が必要です。
特に小中学生の場合
20~30分集中したら
5~10分気分転換。
そのうち
気分が乗って集中できるようなら
少し学習時間を延ばしても良いと思います。
要は 時間をうまく使う ことです。
2012年06月16日
自由な学び
私は
学校という場では
自由な学びは成立しぬくい
と考えます。
それはなぜか。
なぜなら
学校の社会的機能としての役割が
自由な学び には不向きだからです。
学校というところは
子供たちを社会化する使命を担っています。
子供たちは学校という社会を通して
一般社会に適応する能力を養います。
具体的には
高校受験や大学受験
あるいは就職試験を経て
社会で生き抜く力(社会化)を身につけていきます。
子供の社会化を実現するため
学校では
管理
選抜
振り分け
が行われます。
体育など身体訓練により形式的行動を身につけます。
学びには強制力が伴います。
管理社会に適応させるためには
ある程度の 形式 や 強制 を受け入れる人間を
作らなければならないからです。
社会化を促す過程として 選抜 が行われます。
つまり
試験(テスト) によって子供たちを 振り分け るのです。
こうして子供たちは
社会に送り出されます。
(私たちもそうでした)
これは
学校という機関の社会的機能なので
宿命的なものです。
だから当然のこととして
自由な学びは成立しぬくい のです。
学習塾も
その補助的な役割を担っているだけかもしれません。
ただ
保護者のみなさんが
学校に求めることと
学習塾に求めることは
当然違います。
その違いを認識した上で
小さな学習塾でもできることを探ります。
いやむしろ
小さな学習塾だからこそできる
大手(学習塾)にはできないことを
考えていきます。
学習塾は
学校ほど社会化を促す責任はないわけですから
そのあたりから
何か貢献できないか
学校では無理だが塾なら可能なことはないか。
考えてみる価値はあるかもしれません。
2012年06月12日
大学改革
大学改革へ新プラン
知識偏重から思考力・判断力等多面的評価へ入試転換
文科省は
2012~17年度の6年間を期間とする
「大学改革実行プラン」を発表したとか。
それによると
従来のペーパーテスト偏重型から
意欲や能力、適性などを総合的に判断する
多面的評価型の入試を促進する方向で
議論を深めるらしい。
私も
これだけ世の中が多様化してくれば
この流れは必然的にやってくるだろうと
思っていました。
秋入学への流れも含め
大学のあり方が
この5年10年で大きく変わるかもしれません。
当然
高校や中学校
さらには小学校まで
その影響が波及してくることは
想像に難くありません。
与えられたことを
ただ素直にコツコツと
まじめにやれば
普通に大学まで行けた
今までの優等生型では
これからの入試を突破するのが
難しくなるかもしれません。
これからは
自分の意見を持ち
自分の考えを述べ
しっかり判断できる人間 が
求められるようになるということです。
言われたことに何の疑問も持たず
知識ばかりを詰め込む
いわゆる「ガリ勉」(古い言い方ですが)タイプでは
ダメだということです。
だからといって
知識をつけることを
おろそかにしてはいけません。
要は知識だけでなく
感性を磨いたり
いろんな体験をして
人間としての幅をつけることです。
学校だけでなく
学習塾も
大学入試動向を
注意深く見守る必要がありそうです。
2012年06月08日
3つの要素
学校でも学習塾でも
その主たる目的は
「学力をつける」 ことです。
このことは
まったく疑う余地がありません。
「学力をつける」
あるいは「学力アップ」には
3つの要素が必要と考えます。
やる気
学習の質
学習の量
の3つです。
やる気×学習の質×学習の量=学力(アップ)
どれが欠けても「学力」はつきません。
「やる気」 は 「モチベーション」
「学習の質」 は 「集中力」
「学習の量」 は 「時間」
と言い換えてもよいでしょう。
3つの要素のうち
ベース(基礎・基本)になるのが
「学習の量」(時間)です。
ベースがあって
その上に
モチベーションと集中力が伴えば
おのずと「学力」は「アップ」します。
「学習の量」を具体的に言うと
反復練習(繰り返し) による 知識の積み重ね(暗記) です。
何十回
何百回
何十分
何時間
何日
繰り返し学習することによって
知識は積み重なり(暗記)
着実に「ベース」になっていきます。
小学校 中学校での学習は
特にこの部分を
最重要視することが大切です。
そうすることによって
知識の定着を確実にします。
あとはしっかりと
3つの要素を連携させながら
学力アップを目指すのです。
やる気
学習の質
学習の量
3つをバランスよく備える生徒を
私の学習塾では育てていきたいと思います。
2012年06月05日
ちょっとショック
岩出の町を車で走っていると
つい空きテナントに目がいきます。
ここは少し不便だな。
ここは目立つ場所でいいかも。
今頃から考えても
あまり意味がないのですが
未来の教室 をイメージしてしまいます。
そんな中で
「ここは(学習塾に)いいな!」
と思っていた場所(テナント)が
空きになりました。
このまま3年間
ずっと空きのままでいるのはとうてい無理だろうなぁ・・・
と思っていたところ
なにやら改装しているようでした。
どうやら入居が決まったようです。
入ったのは学習塾でした・・・
やっぱり・・・・
ちょっとショックでした。
塾開校のタイミングと
テナントが空くタイミングが
うまく合うのはなかなか難しそうです。
それにしても
この小さな町で
学習塾がなんと多いことか。
2012年06月02日
二つの指導方法
北風のように厳しい指導
太陽のように温かい指導
生徒を指導する場合
大きく 二つのスタンス があります。
どちらが正しい指導か。
それは
生徒と指導者の関係や
生徒の性格(個性)によります。
両者の人間関係が構築されている場合
かなり厳しい指導にも生徒は付いてきます。
厳しく指導することによって
成果を上げることが可能です。
ところが
近年は少子化の影響もあり
子供を大事(ていねい)に育てる傾向があります。
その結果
叱られた経験がほとんどない子供が多くなっています。
厳しくされることに慣れていません。
厳しい指導は
かえって子供を委縮させてしまい
逆効果になる場合が多いようです。
叱って伸ばす指導は
よほどの信念と
指導スキルを積んだ指導者でないと
難しいと思います。
一般的には
ほめて伸ばすという方法が主流になります。
ほめられて嫌な気持ちになる人はいません。
意味もなくほめるのはダメですが
生徒の取組んだひとつひとつの課題に対して
「これはとてもよくできているよ。」
「ここがすばらしいね!」
と認めて(承認して)あげれば
自信につながります。
生徒の性格を踏まえ
どうすればやる気を引き出せるか
を常に考え
徹底したコーチングを実践します。
そこを外さなければ
二つの指導方法を融合させることもいいと思います。
絶対にしてはいけないのは
感情のまま叱ったり 厳しくする
ことです。
落ち着いて
諭すように正しい方向に導いてあげれば
生徒は必ず指導に乗ってきます。
そして
安定的に
かつどんな時でも
その姿勢を貫く ことです。 → (ここ重要です!)
指導者自身の
プライベートな都合に左右されない ことです。
最も重要なことは
生徒を
心から思いやり
心から認める気持ちを持つ ことです。
指導者としての力量(人間力)
が問われるところです。
そのためには
指導者自身
日々の研鑽 が不可欠です。
以上は
私自身が常に意識し
肝に銘じていることです。
決して
人にえらそうに言っている
わけではありません。