2012年06月20日
集中力
ある塾のチラシがあります。
そこには
小学生は 90分
中学生以上は 100分
新学習指導要領に対応するためには
学習量を増やす必要性を強調しています。
別に
新しい学習指導要領に対応するまでもなく
これは当然のことです。
学力向上のベースとして
絶対的学習量は必ず必要だからです。
ここで私は
集中力 ということを考えます。
はたして
小学生が
90分(1時間30分)もの時間を
集中して学習できるのか?
校種によって若干開きはありますが
学校では50分を標準とした授業が行われています。
(小学校 45分 中学・高校 50分)
この45分~50分でさえ
生徒はなかなか集中できないようです。
ちなみに大学では90分が標準です。
というか大学でも90分です。
大人でも子供でも
集中力を発揮できるのは
だいたい 15~20分 ぐらいです。
(ただし 個人差があります)
50分であれば
間に 5~10分程度 の休憩を入れるのが
効果的だと思います。
休憩といっても
学習の流れの中で
ちょっと頭を切り替える(休める)程度で良いと思います。
2時間3時間 「連続」 して学習しても
学習効果という点では
「たくさんやったなぁ~・・・」
という満足感だけでしょう。
ただやみくもに学習時間を増やし
だらだらやるのは
結果的に学習効率を下げるだけなので
その点は指導する側も注意が必要です。
特に小中学生の場合
20~30分集中したら
5~10分気分転換。
そのうち
気分が乗って集中できるようなら
少し学習時間を延ばしても良いと思います。
要は 時間をうまく使う ことです。
Posted by 未来の塾長 at 08:33│Comments(0)
│学習
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。