2012年05月26日
違いはひとつ
学習塾教師(塾長)と学校の先生の違いはひとつ。
生徒を選べるか否か。
学習塾の場合
自分の教育方針に合う生徒だけを集めることができます。
まぁ実際
そうはいっても
経営のためには少し我慢も必要ですが・・・
それでも
この子は自分の塾に合わないな
と思えばお断りすることも可能です。
人数も自分で決められます。
指導時間も科目も自由自在です。
自分の目指すべき方針に賛同してくれる
子供や保護者を受け入れ
希望実現に向けて全力投球すればよいのです。
これは大きな魅力です。
学校の先生はそうはいきません。
基本全員入学です。
どんな子供であれ
入学したからには
分け隔てなく面倒をみなければなりません。
生徒を選べません。
生徒の学習意欲に関わらず授業を行い
生活指導にも積極的に関わらなければなりません。
この子は好き
この子は嫌い
などとは言えません。
というか
そんなことを言う学校の先生はいません。(たぶん)
どんな生徒でも受け入れる
教育者としての器(度量) が必要です。
人間である以上
好き嫌いや相性はあります。
でもそれを乗り越える
強い使命感と情熱 がなければ務まりません。
それが持てない人は
学校の先生になってはいけない
と思います。
私は
塾の教師より学校の先生の方が偉い
などと言うつもりはさらさらありません。
担う役割と目的が少し違う
ということを言いたいだけです。
その違いを踏まえたうえで
それぞれの役割を果たせばよいのです。
ただ
学習塾教師(塾長)も
「社会に貢献する」 という
使命感と情熱を持ったり
「地域の教育を担っている」 という
自覚を持つべきかなと思います。
学習塾教師が
学校の先生のようになる必要はありません。
またなることもできません。
受け入れた生徒は必ず伸ばす
という気持ちがあれば
子供や保護者にとって
学習塾教師も学校の先生も
同じ「先生」に変りはありません。
私は
そう思わせるような学習塾に絶対するぞ
という決意で
準備に取り組んでいます。
Posted by 未来の塾長 at 07:42│Comments(0)
│先生
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。