2012年03月03日
「国語力」 その3
前回は
日本語(国語)の元になる
文字(漢字)の起源について
ごく簡単に書きました。
国語力をつけるにおいて
漢字の学習は基本中の基本です。
そして漢字の学習によって
右脳と左脳を発達させることができます。
右脳 は五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)
という 知覚・感性 を司ります。
映像や図解等マルチメディアがその範囲です。
対して 左脳 は
二感(視覚・聴覚)により言葉や文字を理解します。
思考や論理 を司ります。
一見
漢字学習は右脳を使うように思いますが
実は左脳も使っています。
漢字は形(知覚・感性)で覚えるのと同時に
その成り立ちや組み合わせ(思考・論理)を理解して
覚えるからです。
漢字を絵として
単純に感性で覚えるのが得意だったり
意味を考えてその組み合わせで
論理的に覚えるのが得意だったり
人それぞれ覚え方に違いはありますが
左右脳の発達には非常によい教材です。
どの学年においても
徹底的な漢字学習による脳の発達(活性化)は
他のすべての学習に必ずよい影響をもたらすと考えます。
それゆえ
私が将来開設しようとする学習塾では
「漢字学習」 を特に重視したいと思います。
※右脳左脳の記事に関しては
特にその専門家でもない私が
断定する内容ではありませんので
あくまでも参考までにということで
ご理解ください。